コロナウイルス感染が疑われる症状として、「風邪の症状や37度5分以上の発熱が、4日以上続いている人」という目安が厚労省から挙げられております。
そこで、大勢の人を時間をかけずに非接触で温度測定可能なシステム「T.A.S (ティーエーエス)」をご紹介いたします。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、サーモグラフィーカメラよりも安価なT.A.Sは、企業や学校での温度測定システムとして需要が高まっています。
計測器の前に立つと約2秒で温度測定を行い、液晶画面に温度が表示されます。設定温度 (37.5度など) よりも高い場合は赤ランプでお知らせします。
施設の玄関口や事務所の入り口などに設置すれば、出社時の温度測定に活用できます。
寸法 | 140mm x 90mm x 230mm |
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重量 | 1kg (メインユニット) |
電源仕様 | DCジャック 12V |
精度 | +/- 0.5C° |
測定距離 | ≦ 0.4m |
測定にかかる時間 | < 2秒 |
温度測定センサー | 赤外線センサー |
放射温度計は手軽に非接触で、色々なモノの温度を測定することができますが、体温計 (薬機法で規定) ではありません。
最近の新型コロナウイルスの感染拡大の報道により、発熱者のスクリーニング目的で放射温度計に対するお問合せが増加しておりますが、以下内容をご理解いただき、弊社の高精度放射温度計をご活用いただけますよう、お願いいたします。
薬機法では「体温計」が医療機器として指定されており、弊社の放射温度計を含めて一般的な放射温度計やサーマルイメージャは、体温計として使用できません。
人の体表面は、外気に触れているため外気温度影響を強く受けています。
従いまして、一般的に体温よりも外気温が低いため、体表面を放射温度計で測定すると体温より低い温度が表示されます。また、例えばヒーターなどの近くにいる場合には、逆に体温よりも高い温度が表示される場合もありますし、運動をして発汗すると気化熱が奪われて低めに温度表示される場合もあります。
体表面温度は体温ではありませんが、一定条件の下で温度の高低を比較することは可能です。